教育ICTデザイナー  田中康平のブログ

教育ICT環境デザイン、ICT支援員、幼児教育とICT、など

民間企業がやれる事

教育ICTの業界には、かれこれ13年ほどお世話になっています。
まだまだ修行の身。若気の至りも重ねつつ、実学で学んでいる最中です。

ず〜っと民間企業、業者という立ち位置です。

ミレニアムプロジェクトで整備補助があり、一斉に校内LAN工事が始まった頃からですね。
右も左も分からずに、ひたすらipアドレス入力してPingコマンド打ってました。

それから時代は流れ、
などの国策事業

デスクトップ、ノートPC〜タブレットといった端末の進化

電子黒板やデジタル教科書など新たなツールの登場

教育現場のICT環境は、いろいろと変わってきたな〜と
日々実感しています。

ただ、変わらないことがありますね。

「いつでも、誰でも、簡単に活用できない」

ということ

何故なんでしょうか?

答えは簡単

「使いにくい環境だから」

何故そうなるのか?

教育ICTに携わる民間企業は、深く考えなければいけません。

社会一般には存在しない機器やシステムを

45〜50分という限られた時間の中で活用し、

授業の結末をつける難しさを

もっと知り

授業者や児童生徒の立場に立って

考えなければなりません。

導入した環境で、一度プレゼンやってみましょう

どういうことか、実感できると思います。

最近の教育市場で

直感的な操作ができるタブレット端末のニーズが高まるのは自明のこと

「いつでも、誰でも、簡単に」

難しい面も沢山ありますが

そこを目指して研鑽し、切磋琢磨すべきだと

僕はそう思います。

端末の台数が増えれば、なおのこと

その苦労を知るのは

現場で取り組まれている

先生方と

ICT支援員の方々ですよ