教育ICTデザイナー  田中康平のブログ

教育ICT環境デザイン、ICT支援員、幼児教育とICT、など

2016-01-01から1年間の記事一覧

1人1台の学習用端末整備とは、誰のための事業なのか。

佐賀県の県立高校での学習用パソコン。 H29年度の新入生が購入するための端末の調達・設定・引き渡し等の入札が公示されている。 www.pref.saga.lg.jp 佐賀県のICT利活用教育推進事業において中心的な整備となっている県立高校生の学習者用パソコン。 数校で…

見方・考え方をリセットする

「見方・考え方をリセットする」 教育現場で、電子黒板や学習者用の情報端末の導入・活用が始まったH22年ごろから、6年ほどが経過した。 授業等での活用の様子を写真に撮りためてきたが、その風景は、さほど変わっていないと感じる。 ※学習者の目の高さから…

整備の前に「整理」を。

整備の前に「整理」を。 教育の情報化が推進されて、はや何年(何十年?)が経過したのでしょうか。 ごく普通の先生がやってみたくなる様な実践が可能で、 校務の情報化により先生の余力も生まれ、 それらを実現するために、 だれもが効果的に活用出来る安定…

出来るようになりたい。知りたい。学びたい。

幼稚園や保育園のICT活用をサポートするようになり、幼児と関わる機会が増えました。 その中で、最も強く感じたことは 「出来るようになりたい。知りたい。学びたい。」 という、幼児の純粋な欲求です。 そして、 「出来た!わかった!」 その時に見せる喜び…

情報活用能力の育成と課題との間に横たわるもの

「情報活用能力の育成と課題との間に横たわるもの」 日本では、社会に出て毎日英語を使い仕事をする人よりも、毎日PCやインターネットや組織内LANや共有サーバを利用する人の方が圧倒的に多いでしょう。 周囲を見渡すと、 ・キーボードで満足にタイピングで…