教育ICTデザイナー  田中康平のブログ

教育ICT環境デザイン、ICT支援員、幼児教育とICT、など

13年間を振り返る。

 「13年間を振り返る」

今日は息子の中学校入学式だった。
通い始める中学校は、創立13年目の若い学校。
前職時代に新規開校案件として担当し、とてもお世話になった学校だ。
彼が生まれる時、開校間近のその学校で、多くの什器や教材備品、ICT機器などを納品していたことを思い出す。
あれから13年。
これまでの出来事を振り返りながら、入学式に参加した。

2002年(平成14年)
日韓共催のサッカーW杯が開催
J-Phoneの「ムービー写メール」が登場
携帯電話で動画を送れるようになった年。

2003年(平成15年)
六本木ヒルズがオープン
・初めて、鳥インフルエンザの発症が確認された
・第3世代のiPodが流行
・初代プリウス発売

2004年(平成16年)
新潟県中越地震
ニンテンドーDSプレイステーションポータブル発売
iPod mini登場

2005年(平成17年)
JR福知山線脱線事故
・日本の人口が、1899年の統計開始以来初の自然減
旧ライブドアによるフジテレビ買収問題等
iTunes Music Store 日本でのサービス開始
・ラジオ局等によるPodcastがスタート
iPod nanoフラッシュメモリ搭載デバイス)登場

2006年(平成18年)
・日本の65歳人口率が世界最高、15際以下人口率が世界最低に
・大人のDSトレーニングがブームに
ワンセグ放送開始
Windows vistaリリース

2007年(平成19年)
・全国学力学習状況調査を実施
iPod touch登場
iPhone登場

2008年(平成20年)
リーマンショック
iPhone 3G 国内販売開始

2009年(平成21年)
民主党政権交代
事業仕分け
・スクールニューディール
・3D映画アバター公開
Windows7 リリース

2010年(平成22年)
iPad登場
・地上アナログ放送終了
・フューチャースクール事業
総務省ICT絆プロジェクト

2011年(平成23年)
東日本大震災
ニンテンドー3DS登場
サッカー女子日本代表、W杯を制覇
・地上アナログ放送終了

2012年(平成24年)
東京スカイツリー開業
京都大学の中山伸弥教授がノーベル生物学・医学賞を受賞(iPS細胞)
Windows8 リリース

 

この後は最近のことなので割愛する。

ざっと羅列してみると、忘れていることも多い。

この間、何が変わったのか、何が変わっていないのか。

これから先、何が変わっていくのか。

はっきり感じるのは、変化のスピードが速くなっていること。

それと、大きな天災など、いつ何が起こるかわからないということ。

明日、元気でいる保証など、どこにも、誰にもない。ということ。

 

今日、中学に入学した息子が社会に出て活躍するまで、あと10年くらい。

社会の変化に翻弄されず、自分の足で立って、走り回って欲しい。

そのために必要な力を身につけるには、

学校で学ぶ内容も大切だが、親である我々が与えることができる部分もあるだろう。

最も身近な大人である私(親)が、社会の変化に対応しようと学び、チャレンジする姿を見せることが、何より大切なことではないかと考えている。

そして、何が起こるかわからない世の中で、毎日燃焼することの素晴らしさを感じて欲しいと思う。

新しい学校、新しい環境に飛び込む息子に以上に、チャレンジして行きたい。

そのことが、反抗期を迎えつつある息子への最大限のメッセージになれば嬉しい。