極点社会 地方消滅?
「極点社会 地方消滅?」
最近、人口ピラミッドや
人口推移統計資料をもとに考える事が増えました。
という特集。
リアルタイムで見つつ、録画も。
とある事例として出てきたのは、幾度となく訪れた四国の地方都市。
たしかに、駅前の商店街は寂しかったけど、、、
地方によく見られる光景かと軽く考えながら見過ごしてきました。
今夜の放送では、既に人口減少に突入している、しかも高齢者の減少が始まっているとの事。
地元金融機関の話では、高齢者の預金残高がここ数年で12億円減少したらしい。
購買層=高齢者
という経済基盤では、どう考えても発展性がないという状況。
首長は「限界集落ではなく、消滅集落だ」と語る。
ここまで人口減少が進行していなくとも、殆どの地方都市は高齢化社会の中で成り立っています。
それを物語るのが、産業構造の変化。
特徴的なの、介護業界への就労の増加です。
私が住む地域でも、求人欄に多くみられるのは
「ケアハウス」「福祉」「ホームヘルパー」等の文字。
最近の変化として、福祉事業運営団体が、地元だけでは経営が成り立たなくなり、都市部へ進出しているそうです。
そこへ、働き手として多くの若い女性が移住しているという報告。
地方の女性は減少し、当然出生率も下がり、子どもは減り、都市の衰退や消滅をまねくスパイラルに入りつつあるとの指摘でした。
確かに、地方には仕事が無いと言われます。
どこを見ても、税金や補助金の恩恵を大なり小なり受けている事業体です。
純粋に民間の活力で市場を形成し、利益を得ている企業や団体はそれほど多くはないでしょう。
なぜ、このようになったのか?
どうすれば好転できるのか?
その源泉は、やはり「教育」にあるのではないでしょうか?
子どもたちの創造性を伸ばし、自ら仕事を生み出す。
人間関係形成能力を高め、居場所を確保し、他者を活かす。
得たチカラや財産を社会に還元する。
縮小する社会を維持するためにも、
拡張している社会=海外に飛び込むこと
これは欠かせなくなるでしょう。
その時に、時間と空間を縮めてくれる「ICT」を効果的に活用する術は必須です。
現実的な未来を逆算して考えた場合、
行き着くところは
「幼児年代からの、他者との関わりの中でのICT活用」
というのが私の考え方であり、今の活動の原点です。
この事を日々確認しながら、
明日のため、5年後のため、10年後のため、20年後のために。
まずは、明日!
新しい取り組みがスタートします!