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教育ICTデザイナー  田中康平のブログ

教育ICT環境デザイン、ICT支援員、幼児教育とICT、など

学習者用端末 一人一台活用への道筋

「学習者用端末」

「一人一台」

「One to One ※1 to 1」

 

総務省|教育情報化の推進|フューチャースクール推進事業

文部科学省 学校教育分野|教育の情報化

など、児童生徒一人一台の情報端末を活用した取り組みについて、実証研究が進んできるのは既知の通り

 

一部の先進的な自治体では

タブレット端末の整備や貸与、持ち込みを許可することで

一人一台の情報端末を活用した学習を実現している、又はしようとしています

 

フューチャースクールが始まった平成22年度以降

全国の実証校や

その他の先行導入のモデル校など

WinだったりiOSだったり

小学校、中学校、高等学校、特別支援学校だったり

「協働学習」

「課題解決型学習」

「プロジェクト型学習」

「情報活用能力」「21世紀型能力」の育成など

様々な学校で一人一台環境での授業の様子を見たり活用支援を行ってきました 

以降ずーっと

一人一台の情報端末を整備する

「意味合い」「効果」「課題」

を考え続けています

 

これから先は、私の個人的見解です

誤解を恐れずに言えば

納得の場面を見る事が非常に少なく

情報端末ありき

活用する事ありきの状況が多く

多額のコストを要してまで整備することへの課題意識が高まるばかりです

効果的な活用に結びつかない要因は3つあると考えています

1)一人一台の情報端末を含むICT環境の複雑さによる、簡便な活用の阻害

タブレット無線LAN、電子黒板、授業支援システム、LMS、、、

授業の中で活用するには、余りにも操作が煩雑であり

ネットワーク等トラブルリスクも高まり

結果、活用意欲の低下を招く場面が多々存在します

PC教室の延長と捉えず、全く新しいICT環境を設計(デザイン)する事が重要だと考えています

 

2)教員の情報リテラシー向上と授業設計のリデザイン

教室の中に導入されるICT機器やシステムが増加する

それを活用しなければならない教員側のリテラシーが十分高まっているか?

授業設計を見直す(リデザインする)ことの意識的変化の理解が深まっているか?

この観点への働きかけがないままに導入するケースが余りにも多いと思っています

教員の情報リテラシーの向上のための研修、研鑽する機会や場所、人が少ない

ケーブルの種類や、ファイルとフォルダの違い、ネットワークの基本知識など

日々活用するICT環境について知らない事が多すぎる現状を改善すべきです

新しいツールを授業に取り入れる

=学力観、授業内容を問い直すチャンス

と捉え、自ら情報収集し、実践に取り入れることに躊躇しない姿勢を認め高め合う雰囲気や土壌を作れているか?

理想論と言われるかもしれませんが、教員が変わることを求められているのは確かなのですから、より良い方向へ進むためにも、時代に沿った知識を習得し、新たな価値観を共有して欲しいと願います。

その上で使いやすいICT環境を導入すれば、より良い活用、効果的な活用が増加するのではないでしょうか?


3)児童生徒の学習意欲の向上

ココが一番大きい課題を持っていると捉えています

興味関心ではありません

学習意欲、学習欲求とも言えますかね

授業が楽しい

学校が楽しい

みんなで学びたい

この感覚をできる限り早い時期に経験させたいですね

小学校低学年よりももっと早く

幼児のうちに、体感させたいですね

学ぶ楽しさ、喜びを知り

友だちと学び合う、認め合う、自分の存在が高まる素晴らしさを体感し

小学校に進学して

情報端末を活用すれば

どんなに素晴らしいでしょう

それが無いまま

一人一台持ってしまうと

協働のようで個別学習

個別学習のようで離脱者もチラホラ

当初想定したような効果を実感出来ないのではないでしょうか?


この3つに対して

私には解決策は見えています

あとは実践して、結果を出すだけです

過去最高に楽しみです